ハマり　-はまり-

大当たり間ゲーム数の経過状況を評価する表現の一つ

「ハマり」とは、大当たりまでに要するゲーム数（回転数）が多くなる状況を意味する表現です。経過ゲーム数を基準にハマったかどうかを評価するのが基本ですが、機種ごとの大当たり確率によって「ハマった」と感じるゲーム数はまちまちです。大当たり確率が高い機種（甘デジ、ノーマルタイプなど）では、わずか200ゲームほどでハマったと表現して違和感がない場合もありますが、大当たり確率が低い機種の場合は倍の400ゲームを消化してもなおハマったとは言わないこともあります。

ハマりを利用した立ち回り（攻略）もある

基本的にハマりが起こることをユーザーは良しとしませんが、状況によってはハマりがあるからこそ狙える状態というものもあります。例えば、「天井までのゲーム数が少なくなる」ことで必ず何らかに当選する状態だけを狙い撃ちすることも可能です。当然、天井間際の状態で遊技を終了することはあまりありませんが、天井1,000ゲームの機種を0ゲームから打つ場合と500ゲームから打つ場合とでは、後者の方が「期待値」が高くなる可能性に期待が持てます。

当日の消化ゲーム数などからハマりを活用して立ち回ることはもちろんですが、それだけではなく「前日のハマりゲーム数を利用した立ち回り」、いわゆる宵越し狙いもあります。前日最終ゲーム数が深くハマっている台があった場合、その台が翌日も消化ゲーム数を引き継いでいると仮定して「宵越し天井狙い」をすることもできますし、設定変更やリセットの可能性に期待をもって「リセット狙い」をすることもできます。

また、機種によっては設定変更後に天井までの残りゲーム数がリセットされないものもあるため、単純に前日のハマりゲーム数だけで攻め時を判断できる状況もあります。

ハマりにメリットがあるのかどうかを冷静に判断することが重要

パチスロの場合、大きくはまった場合には「天井」という救済措置がある場合が多いので、ハマり状況によっては積極的に狙う価値があります。しかし、そもそも天井機能がない機種やパチンコの場合は明確なものがないため、ハマっているという理由だけで無条件に攻め時にならないこともあります。

天井や美味しいゾーン自体が存在しない機種の場合、ハマっている＝設定が低いと判断する根拠が多くなってしまうので、積極的に狙う意味はありません。また、「ハマっているから連チャンする」という根拠のない立ち回り（いわゆる「オカルト」）もリスクがあります。