アシストリプレイタイム(ART) -あしすとりぷれいたいむ-

2018/01/11

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通称「ART」、現行パチスロ機の最もオーソドックスなシステム

「アシストリプレイタイム」とは、主に「ART(エーアールティー)」という名称で認識されているパチスロ機のシステムです。混同されやすいシステムとして「AT(アシストタイム)」がありますが、ATは常に高確率でリプレイが成立している状態でメイン小役(ベルなど)のみの獲得をナビする機能であるのに対し、ART(アシストリプレイ)の場合は「AT機能+RT機能を有したシステム」という違いがあります。

 

特に最近では、「A+ART」というシステムが主流となっていて、一時のようにATのみで出玉を増やすシステムはなくなりつつあります。もっとも、この状況は業界のニーズが変化したというわけではなく、規制によって実質的にAT機を存続させることが難しくなったことに起因しています。

 

ART(アシストリプレイタイム)とAT(アシストタイム)の違い

非常に分かりやすい違いを挙げると、「通常時にリプレイが頻繁に揃うかどうか」で判別することができます。常に高確率(1/3程度)でリプレイが成立する機種ならば「AT機」と判別することができ、基本的には高確率でリプレイが揃うわけではないが出玉が増えるシステムを採用している機種ならば「ART機」と判別することができます。もちろん、このような単純な判別基準で100%区別できるとは限りませんが、それぞれのシステムが何を目的としているのかを考えると判別は容易です。

 

5号機規定の拡大解釈によって登場したシステム

4号機以前にもさまざまな規制が行われてきましたが、その中でも特に大きな規制が5号機規制だと言われています。それ以前の規制に関して言えば、比較的「ザル」な環境で行われてきたものであり、それ自体がパチスロ業界の発展に加担してきたといっても過言ではありませんでした。ところが、5号機規制に関してはそれまでと大きく異なり厳正かつ厳密な取り決めが採用されたことにより、それ以前の機種はすべて撤去せざるを得ない状態にまで陥りました。

 

特に大きな問題だと言われていたポイントが「ストック機能の禁止」で、4号機では当たり前のように可能だったボーナスフラグのストックおよび強制放出ができなくなってしまったため、必然的に連チャン性能が喪失することになりました。また、5号機規定では「成立した小役はすべて獲得しなければいけない」というものだったため、4号機のように「成立していても揃えることができないフラグ(主にリプレイ)」というものを存在させることができなくなってしまいました。これによって、「内部的に揃わないリプレイを頻発させてボーナスが揃わない状態を作る」ということはできなくなってしまいましたが、その代わりに「リプレイの確率変動システム」が採用されました。

 

これによって、一定の条件下においてはさまざまな状態に応じてリプレイの成立確率を変動させることが可能となり、そこから派生して生まれた出玉増加システムが「ART(アシストリプレイタイム)」です。

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5号機では当たり前の機能も4号機以前は稀なケース
「ツインビッグ」「トリプルビッグ」とは、文字通り「2つ、3つのビッグボーナスフラグを搭載している」ということを意味しています。もっとも、これは単に「複数のビッグボーナス図柄がある」という状況を意味しているわけではなく、「揃うビッグボーナス図柄によって獲得可能な(期待)枚数が違う」という明確な違いを表しています。
といっても、5号機においては複数の獲得可能枚数が異なるビッグボーナスを搭載している状況は当たり前です。主にはATもしくはARTを搭載している機種がそうですが、Aタイプ/ノーマルタイプの機種でも複数のビッグボーナスを搭載している機種があります。
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いわゆる「リーチ」を意味する表現方法の一つ
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パチンコでの使用方法
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複数人数で収支を共有すること
「ノリ打ち」(のりうち)とは、パチンコまたはパチスロの収支を共有する状態をいいます。語源がどこにあるのかははっきりとしないものの、「話に乗る」「場に乗る」などと同じ意味合いで「乗る」という表現を用いていると考えられます。
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「美味しいところ」だけを狙って立ち回る方法
「ハイエナ」とは、動物のハイエナがほかの動物が捕獲した獲物を横取りして、労せず食事にありつく姿を模した表現です。スロット機種の中には、特定のゲーム数でボーナスなどに当選しやすくなるものがあったり、特定のゲーム数を消化すると必ずボーナスなどに当選する「天井」という機能があったりするため、主にその部分を狙ってほかの遊技者が止めた後を狙う戦術です。ただし、必ずしも「ボーナスなどに当選しやすい状態」だけを狙い撃つだけではなく、高設定の可能性がより高いと考えられる台の後追いをすることも含む場合が多いです。
機種ごとの解析を把握していないと立ち回りづらい戦術
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いわゆる「裏モノ」の一種
「ハウスモノ」とは、「裏モノ」の中でも各ホールが独自の目的に応じて調整を行った違法基盤をセットしている台のことを指します。裏モノとは、メーカーが開発した状態とは異なる特徴を持たせた台のことを呼ぶ表現で、正規品と異なる台になってしまっていることから「違法改造」として扱われます。裏モノという表現のほか、「Bモノ」(びーもの)と呼ぶこともあります。
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