テンパイ -てんぱい-
いわゆる「リーチ」を意味する表現方法の一つ
「テンパイ」とは、元々は麻雀で使われていた表現方法で、正確には「聴牌」と表記します。これをパチンコ、パチスロ業界で用いる場合にも根本的な用途は同じです。しかし、パチスロで「リーチ」と名の付く表現を用いる状況はそう多くはなく、ほとんどがパチンコです。
パチンコでの使用方法
数字が2つ(基本的には左右、機種によっては左中などの場合もある)並んだ場合、液晶上および音声で「リーチ」と告知します。パチンコの場合、多くが「図柄の3つ並び(777、333、222、111など)で大当たり」(一部機種に関しては、図柄の3つ並び以外で大当たりとなる場合もあります)となります。図柄揃いでの大当たり告知を搭載している機種は少なくありませんが、そういった機種でも図柄揃い(3つ並び)を一切搭載していない機種というのはほとんどありません。図柄揃いの割合が極めて低い機種などはありますが、ほぼすべての機種が図柄揃いによる大当たり告知を採用しています。
図柄揃いが期待できる状態、要は大当たりが期待できる状態を「リーチ」と表現するわけですが、この状態こそが「テンパイ状態」に他なりません。また、逆に考えれば「大当たりが期待できる状態=テンパイ状態」となるため、必ずしも目に見えて図柄揃いリーチである必要もありません。単純に、その状況からあと一歩で大当たりに達する(可能性がある)状態であれば十分です。
パチスロでの使用方法
パチンコではあまり使うことはないのですが、パチスロでは非常に良く使用します。パチンコでいうところのリーチ(テンパイ)とパチスロでのリーチは根本的に性質が異なっている点も多々ありますが、要するに「大当たりの可能性がある状態」という意味では共通しています。
パチスロでのテンパイという状態は、主に「何らかのフラグ(特にボーナスフラグ)に当選している可能性がある」という状況を意味します。たとえば、左中とリールを停止させた段階で7図柄が横または斜めに並んでいた場合に「7テンパイ(7テン)」と表現します。他には、同様に左中とリールを停止させてリプレイ図柄が横または斜めに並んだ状態を「リプレイテンパイ(リプテン)」と表現し、ベルならば「ベルテンパイ(ベルテン)」という具合にそれぞれの状況を指して後ろに「テンパイ(テン)」という表現を付加します。
特にリーチ目マシン(ノーマル機種)ではこの「テンパイ」という状態が非常に重要な要素になっていて、「テンパイから小役が外れる」という状態を「小役ハズレ目」というリーチ目として設定している場合が多々あります。たとえば、左中とリールを停止させた段階でボーナス(7やBAR)図柄とリプレイ図柄がともに並んだ場合を「ダブルテンパイ(ダブテン)」、ボーナス図柄とリプレイ図柄に加えてベル図柄もテンパイしている状態を「トリプルテンパイ(トリテン)」と表現します。
最新用語集一覧
「ツインビッグ」「トリプルビッグ」とは、文字通り「2つ、3つのビッグボーナスフラグを搭載している」ということを意味しています。もっとも、これは単に「複数のビッグボーナス図柄がある」という状況を意味しているわけではなく、「揃うビッグボーナス図柄によって獲得可能な(期待)枚数が違う」という明確な違いを表しています。
といっても、5号機においては複数の獲得可能枚数が異なるビッグボーナスを搭載している状況は当たり前です。主にはATもしくはARTを搭載している機種がそうですが、Aタイプ/ノーマルタイプの機種でも複数のビッグボーナスを搭載している機種があります。
「テンパイ」とは、元々は麻雀で使われていた表現方法で、正確には「聴牌」と表記します。これをパチンコ、パチスロ業界で用いる場合にも根本的な用途は同じです。しかし、パチスロで「リーチ」と名の付く表現を用いる状況はそう多くはなく、ほとんどがパチンコです。
パチンコでの使用方法
「ノリ打ち」(のりうち)とは、パチンコまたはパチスロの収支を共有する状態をいいます。語源がどこにあるのかははっきりとしないものの、「話に乗る」「場に乗る」などと同じ意味合いで「乗る」という表現を用いていると考えられます。
ノリ打ちのメリット
「ハイエナ」とは、動物のハイエナがほかの動物が捕獲した獲物を横取りして、労せず食事にありつく姿を模した表現です。スロット機種の中には、特定のゲーム数でボーナスなどに当選しやすくなるものがあったり、特定のゲーム数を消化すると必ずボーナスなどに当選する「天井」という機能があったりするため、主にその部分を狙ってほかの遊技者が止めた後を狙う戦術です。ただし、必ずしも「ボーナスなどに当選しやすい状態」だけを狙い撃つだけではなく、高設定の可能性がより高いと考えられる台の後追いをすることも含む場合が多いです。
機種ごとの解析を把握していないと立ち回りづらい戦術
「ハウスモノ」とは、「裏モノ」の中でも各ホールが独自の目的に応じて調整を行った違法基盤をセットしている台のことを指します。裏モノとは、メーカーが開発した状態とは異なる特徴を持たせた台のことを呼ぶ表現で、正規品と異なる台になってしまっていることから「違法改造」として扱われます。裏モノという表現のほか、「Bモノ」(びーもの)と呼ぶこともあります。
そもそも裏モノとは?
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