パチンコの一撃の力
少し前までパチンコと言えば399分の1、確変継続率80%、右打時ボーナスALL2000発オーバー、出玉爆発のMAX機がホールを盛り上げてくれていました。お客様の数も人気店の人気機種だと満員御礼でかつ、ドル箱ラッシュと言った凄い景色が広がっていたものです。
みなさんはいったい何に魅了されMAX機を必死に打ち込んでいたのか。現在のMAX機は新MAX機となり名前とスペックの上限を変更してホールに降臨しました。今回は旧MAX機と新MAX機をメインとして書いていきます。
旧MAX機の破壊力
冒頭にもチラチラ書きましたが、旧MAX機の人気の秘訣、それは一撃の破壊力にあります。一発ツボにハマれば止まることを知らない爆裂機に変貌します。アドレナリン全開で別世界にいる気分にさえなりました!これがみなさんが惚れたMAX機のポイントだと思います。
MAX機と言えど、出玉だけがMAXと言うわけではないのです。回収能力もガッツリMAXです。閉店前で3000ハマりする可能性もあります。1人でここまで追いかけるには軍資金が大量に必要になります。
出玉も一撃、回収も一撃これがMAXです。
一撃で2800回転ハマることもあるのだから、一撃でどれだけ出るんだ!?って話です。
ネット上などの情報から、10万発オーバーです。
単純に40万円以上ですね。1ヶ月の給料並みにあるわけです。たった1日で!本当に夢のあるスペックが旧MAX機にはたくさん揃ってました。
お別れした旧MAX機
ある日パチンコ業界に激震が走りました。射幸心をくすぐるとか、ギャンブル性が高すぎる事を理由に出玉の規制が新たに設けられました。その内容はパチンコファンにとっては肩を落とすしかない内容だったのです。
大当り確率の上限を320分の1以下とする。
これはまだ許せる範囲です。個人的には。
確率変動の割合の上限を65%以下。
これは頂けない!時短込みでも70%ほど。せめて75%プラス時短であって欲しかったです。
ST機は時短がないので、そのまま継続率65%になります。そのかわりノーマルタイプより出玉は少し多めになります。こちら側が文句言っても規制の執行は止まりません。受け入れるしかないです。旧MAX機の最後の実戦は寂しい気持ちになった事を覚えています。
恐る恐る登場、新MAX機
メーカー側も正直怖かったと思います。新MAX機がみなさんに受け入れて貰えるのか?と。今までみたいに夢と希望は詰まってないのですから。
最初は継続率を新基準に対応したライトミドルが試験的にどのメーカーも出していたように見えました。ライトミドルの場合はそこまで違和感は無かったですが、満足いく出玉を得るのはかなり苦労しました。
そしてようやく出てきた319分の1。正直言ってキツイ!!面白くない!!思っていた通りの展開となりました。新台の評価をネットで検索してもどれも酷評ばかり。新MAX前期は無残な結果に終わっていました。
新MAXの酷評、客離れ
新MAXが出始めてホールに変化が出始めました。それは客離れ。4円パチンコの島は閑古鳥が鳴くほど寂れたお店もありました。1円パチンココーナーは新MAXとなってもなんとかギリギリの稼働を維持するのがやっとの状態みたいでした。
旧MAX機に慣れていた私も、最初は1円パチンコの新MAXをしばらく打ちましたが、大勝ちのビジョンはまったく見えず、一撃性の無さにガックリしました。なんとか稼働を支えていたのは人気アニメや人気ゲームとのタイアップのお陰と思います。
この時点でパチンコは、スロットに完敗状態。まだ一撃性の高いスロットにお客様はどんどん流れて行きました。このままではいけないと、メーカーは試行錯誤を繰り返します。
様々なスペックをリリース!
客離れにブレーキを掛けるべく、メーカー側も試行錯誤を繰り返します。しかし、規制された内容となると結局ノーマルタイプの確変機に落ち着く形になるんですよ。ノーマルタイプとは確変突入率も確変継続率も割り振りが変わらず、時短が100回あるようなタイプを指します。
最大65%では確変突入率を下げて継続率を上げる事も出来ないのでどうしても限界がありました。
一撃性を生み出すのは困難という事です。しかしとあるメーカーの看板機種はそこの問題を突破してきたのです。
時短数を減らし、大当りのラウンド数に差を付けることでMAX2400発がループする一撃仕様のスペックを発表しました!その分通常時の単発当たりが、320分の1ながら出玉は500発ほど、時短7回転で終了すると言う天国と地獄スペックでしたが。
実戦データから、通常単発食らった時の落胆は凄まじいものと思います。
いい時は旧MAX機を思い出させてくれる出玉感も味わう事ができるでしょう。その分お店の調整も甘くないと思います。こちらは現在も打てます。
パチンコに活気が戻り始めた!
メーカー側の努力の甲斐あって、パチンコの島にも活気が戻りつつあります。規制がかかってすぐはメーカー側も牽制しつつ台をリリースしてましたが、お客様側が少しずつ理解を示し始めたのをキッカケに人気台の後継機を続々とリリース。
元々人気と知名度があったのもあり、稼働は良好です!さらにメーカーは考えました。演出面は旧MAX機の内容そのままスペックを新基準化した、リメイクバージョンを出すメーカーも出てきました!昔の印象からか、稼働も良好のようです。
意外と大きな影響を受けなかったスペックもあるんです!「甘デジ」です。もともと99分の1、確変継続率70%のような台が主流だったので新基準になっても客離れもあまり影響を受けなかったように見えます。
メーカーもそこは考えたようで、甘デジを中心にリリースが目立ってました。さらに客付きが良好なスペックはライトミドルでした。やはり新基準になってから投資と出玉のバランスが悪くなった事からハイスペックに手を出す人はかなり減りました。
ライトミドルと言っても2000発搭載台は多く、そこそこの一撃性もありましたので打ち易さは抜群でした。
パチンコの一撃性まとめ
いつの時代もパチンコユーザーが求めるのは一撃性と言うのがこの規制の積み重ねから見て取れます。ただユーザーが一撃性を求めてはメーカーが答える。この繰り返しの結果が今のスペックを生み出したと言っても過言ではありません。
この先さらに規制は厳しくなり、一撃性と呼べるほどの出玉感も恐らく無くなります。そうなるとまた客離れの問題が出てみんなが首の締めあいに成りかねないです。そうなる前に規制緩和があると1番の打開策になると思うのですが。
世間の意見は。一撃性が高すぎるから機械のスペックを見直す前にレートを見直したほうがいい。と言う声が多いようです。やはり4円パチンコの旧MAX機は投資スピードもあり、ギャンブル性が高かったかもしれませんが、2円以下のレートなら遊戯のレベルに収まっていたのでは?
スペックを叩いて面白味を奪うくらいなら、レートに釣り合うスペックで規制をかけた方が客離れを防げると思います。1円〜2円、旧MAXスペック可。4円、新MAXスペック。みたいな感じで。
どんな規制になろうとも台の面白さ、パチンコの醍醐味だけは残って欲しいものです。
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