リーチ目表 　-りーちめひょう-

リーチ目を構成する停止系を一覧で確認できるもの

「リーチ目表」とは、文字通りリーチ目の形（停止系や成立条件など）を確認するためのものです。『HANABI』や『ニューパルサー』などのように、明らかなリーチ目を楽しませるコンセプトで設計されている機種に関しては、発売時にメーカーからリーチ目表が発表されることも珍しくありません。しかし、中には2,000種類を超えるリーチ目を搭載している機種（『HANABI』の場合は2,800通り以上、『サンダーVリボルト』の場合は3,300通り以上）もあるため、そのすべてを把握するのは非常に困難です。
メーカーから発表されるリーチ目に関しても「代表的なものをいくつかのみ」というのが普通で、たとえば3,300通りのリーチ目をすべてリーチ目表という形で公開することは稀です。メーカーから発表されたリーチ目、およびそこにある法則性が成り立つ停止系などからリーチ目となる条件を解析し、攻略紙などが独自に発表するリーチ目をまとめたものをリーチ目表と呼ぶこともあります。

リーチ目表を見るとリーチ目の法則性が分かる

メーカー発表のリーチ目、解析情報誌発表のリーチ目を組み合わせていくと、おおよそほとんどの停止系を網羅することができます。必ずしもすべての停止系を把握することができていなかったとしても、「特定の法則に合致しているからリーチ目の可能性がある」と判断を下せるようになるため、何の法則性も把握できていない状態と比べて迅速なボーナス察知が可能になります。

代表的なリーチ目の法則

「ゲチェナ」・・・某パチスロライターによって創作された言葉。「下段チェリー付き七」を略した表現で、主に右リールにこの形が停止する状況を指します。パチスロ機は基本的に左から順にリールを停止させる（順押し）か、左右中という順番でリールを停止させる（順はさみ）ことになるため、この状況でのみ成立するという条件が設定されていることが珍しくありません。また、右リールにゲチェナが停止した時点でボーナス確定となる場合もありますが、多くは「小役外れ」の形になって初めてリーチ目として成立します。
「ボーナス絵柄の一直線」・・・多くのパチスロ機で採用されているリーチ目の形で、とにかくボーナス図柄が一直線にリール上に並べば良いか、もしくは小役外れを条件にする場合もあります。ただし、機種によってはボーナス絵柄の種類や並び順に条件がある場合もあるので、同停止型＝リーチ目とはならない可能性もあります。