景品交換所 -けいひんこうかんじょ-

2018/02/10

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パチンコ店で交換した景品を「買い取り」してくれる場所

「景品交換所」とは、パチンコホールで獲得した「特殊景品」を専門的かつ高額で買い取ってくれる買い取り業者を指します。遊技者はホールから特殊景品を獲得し、それを景品交換所で現金化します。文字通り景品を交換する存在ですが、扱っている商品は「関係ホールの特殊景品のみ」に限定されます。

パチンコホールは直接現金のやり取りを行うことができません

日本は「刑法185条」によって賭博行為を禁止しているため、あくまでもパチンコは「遊技」というカテゴリーに属します。遊技場を運営する上では風営法が関係し、同法では「現金または有価証券を商品にする行為」「客に提供した商品を買い取る行為」を禁止しています(風営法23条)。この規制があることにより、パチンコホールでは直接現金を商品として客に渡すことができません。

そこで、パチンコホールでは「景品(特殊景品)」という形で客が出した玉、またはメダルの価値に相当する報酬を渡します。特殊景品の多くが「金(金地金)」で、1g(以下)程度のインゴットを採用している場合が多いのですが、この特殊景品は「実際にそれなりの価値があるもの」である可能性が高いです。もちろん、中にはほとんど価値がないようなものを特殊景品に設定しているホールもあります。

遊技者に対して直接現金を渡すことができず、なおかつ特殊景品を買い取って現金化することもできないので、客は「お金を回収できない状態」になってしまいます。そこで、パチンコホールが対価として渡す特殊景品を「専門的に買い取る施設」を設置します。

「三店方式」によって賭博ではない位置づけになっている

上記の構図は、いわゆる「三店方式」と呼ばれているものです。遊技者はパチンコホールから貸し玉または貸しメダルを現金で借り、それらの媒体を利用して店内に設置してあるパチンコ機またはパチスロ機を遊技します。出玉を獲得することができた場合、その出玉をホールに返却すると対価として特殊景品をもらうことができます。この時点で遊技者とパチンコホールとの関係は「名目上は終了」となります。

遊技者は獲得した特殊景品をどのように扱っても基本的には問題ありません。上記でも書いている通り、金地金など一定の価値があるものならば資産として保有することもできますが、パチンコホールには隣接されている「景品買い取り所」が必ず設置されていて、そこの買い取り所ならば「他の手段よりも高い価値」で買い取ってくれます。また、身分を証明するなどの面倒なことも必要なく「スムーズでスピーディーな買い取り」をしてくれます。これによって遊技者はホールからもらった景品を売却して現金を得ることができ、景品交換所との関係もこの時点で終了します。

次いで、景品卸売業者(名称はいくつかある)が景品交換所から特殊景品を買い取ってパチンコホールに販売(卸し)することで、特殊景品の流通サイクルが完成します。パチンコホール、景品交換所、景品卸売業者の3店によって成り立っているため、「三店方式」と呼びます。また、サイクル上に4点存在している場合は「四店方式」と呼びます。

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