20スロ　-20すろ-

パチスロ（スロット）における最も基本的な遊技レート

「20スロ」とは、パチスロを遊技する際に使用する「メダル／コイン」をホールから借りる際の金額を「1枚20円」に設定しているスロット機を指す言葉です。最近でこそさまざまなレートで遊技できる環境がありますが、「20スロこそが最も基本的なスロットの遊技レート」です。

スロットを遊技するためには、通常1G（ゲーム／回）当たり3枚のメダルを投入（ベット）します。1枚当たりのメダル単価が20円なので、1G遊技するために掛かる費用は60円となります。1G遊技するごとに60円掛かるため、100G遊技する場合は6,000円分のメダルを投入することになります。ただ、これはあくまでも「投入するメダルの枚数」なので、実際にわずか100G遊技するために6,000円も必要になるわけではありません。詳しくは『IN枚数／OUT枚数』で説明します。

スロットの遊技レートにはどんな種類がある？

現在、スロットの遊技レートには次のような種類があります。

・20スロ（基本レート、1,000円で50枚）

・10スロ（基本レートの1／2、1,000円で100枚）

・5スロ（基本レートの1／4、1,000円で200枚）

・2スロ（基本レートの1／10、1,000円で500枚）

上記4レートが基本レートですが、このほかにも以下のような変則レートが採用される可能性があります。

・21.27スロ（1,000円で47枚貸し）

・10.63スロ（1,000円で94枚貸し）

・6.66スロ（1,000円で150枚貸し）

・6.25スロ（1,000円で160枚貸し）

・5.61スロ（1,000円で178枚貸し）

・5.31スロ（1,000円で188枚貸し）

・2.7スロ（1,000円で370枚貸し）

・2.5スロ（1,000円で400枚貸し）

基本レートは分かりやすい金額と枚数のグループですが、変則レートの場合は一見すると非常に分かりづらいレートに感じることが少なくありません。基本レートよりも1,000円当たりの貸出枚数は少なくなっていますが、その代わりに交換時には基本レートで計算することが多いため、交換時に関しては等価交換に近いイメージがあります。要は、「少なく借りて返すときのギャップをなくしたスタイル」です。

1,000円でどのくらい遊技できる？

1,000円で借りることができるメダルは50枚が基本です。そこで、「50枚当たり何G遊技できるのか」を「1,000円／50枚当たりの平均回転数」「平均遊技回数」「ベース値」などと言い、「1,000円／50枚当たり30.0G」という形で表記します。「50枚当たり平均25～30G」が主流ですが、2018年以降の新基準機はいわゆる「高ベース機（50枚当たり40～50G）」が主流となる見通しが立っています。