AT -えーてぃー-

2018/02/10

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2018年現在、すでに5号機規定が改正され、これまでの5.5号機から5.9号機へ移行することが決まっています。今後、登場するパチスロ機のほとんどは「ノーマルタイプ」もしくは「RT/ARTタイプ」になることが予想されていますが、過去には「ATタイプ」が一世を風靡した時代もありました。

AT機能とは、現行5号機で最も出玉を増やせる可能性があるもの

「AT」とは、「アシストタイム(Assist Time)の略称です。5号機におけるAT機能は、「成立するメイン小役(ベルなど)の獲得手順(主に押し順)をナビする」というもので、これによって高頻度で払い出しのある小役を獲得できるようになるのでメダルが増えていきます。「純増2.7枚」や「純増3枚」という仕組みが実現できる理由がAT機能にあるわけですが、4号機以前のそれとは根本的な仕組みは異なります。

AT機能が実はART機能

5号機のAT機能について知っておきましょう。5号機では純増3枚という高純増機種が登場しましたが、これらはもれなく「AT機」です。頻繁に払い出し6~15枚程度の小役を獲得することができるのでメダルが増える仕組みですが、仮にこの状況でハズレが多く成立してしまう場合は増えるペースが遅く、純増3枚という高純増ATを成立させることはできません。リプレイ確率を変動させる(RT状態)ための条件は限られているため、その条件を満たしつつ増える小役の獲得を成立させることが求められます。

純増0枚のボーナス、いわゆる「ゼロボーナス(ゼロボ)」を成立させることで「ボーナス後のRT状態」へ移行させ、この状態でさらに小役をナビするAT機能が発動すれば高頻度でメダルが増えていく仕組みが出来上がります。AT機の多くが「常にリプレイが良く揃う状態」にいるのですが、これは要するに「常にRT状態」を遊技しているためです。『リノ』を例に考えると非常に分かりやすいです。

この機種では、通常時のリプレイ確率は約1/3なので高頻度でリプレイが成立します。高頻度でリプレイが成立する状態=RT状態が常に継続していき、トマト(特殊一枚役)を獲得することで2枚掛け2枚払い出し(純増0枚)のボーナス(CT)に突入し、CT終了後からボーナス高確率状態が始まります。純増0枚のボーナス=ゼロボ入賞することでボーナスに当選する状態に移るわけですが、この状態はリプレイ確率が約1/9に低下します。つまり、この状態はRT状態ではない(通常状態)ということです。

・通常時=RT状態(リプレイ確率約1/3)
・トマト入賞時=CT(ゼロボーナス)
・高確率状態=非RT状態(リプレイ確率約1/9)
・ピンチ目入賞=RT状態突入目(リプレイ確率約1/3)

厳密な仕組みとしては若干異なりますが、要するに「常に高頻度でRT状態に突入(内部的なゼロボ入賞)することでボーナスが入賞しない(5号機特有の小役優先制御)状態になり、これを解除するフラグ(『リノ』の場合はトマト)が入賞することで通常状態に移行します。通常状態に移行するとリプレイ確率が下がり、成立したボーナスが入賞可能な状態(ボーナスの単独成立または優先状態)になるという仕組みです。

通常時だと思っている状態が実はRT状態ということは、ほぼRT状態を遊技しているということです。そのため、常にリプレイが高頻度で成立していて、AT状態に突入してもリプレイ確率自体は変動しません。

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