BADポイント -ばっどぽいんと-

2018/02/10

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リール配列および制御上「取りこぼし」が発生してしまうポイント

5号機パチスロのリールは、さまざまな規定に則って作られています。たとえば、「配置できるコマ数は21コマ以下にしなければいけない」「使用できる図柄は10種類までにしなければいけない」「ストップボタンを押してから0.19秒以内に停止しなければいけない」などです。これらの規定を踏まえ、パチスロ開発ではさまざまなリール配列ならびに制御を作り上げていきます。

ベルやリプレイと言った「メイン小役」に関しては、基本的にどこからどのようにリールを停止させたとしても取りこぼすことがありません。ただ、これはあくまでも“開発の段階でそういったリール配列と制御を組み上げているから”であって、そういった仕組みが出来上がっていなければ往々にして取りこぼしてしまう状況が起こります。また、仮にしっかりと作り込まれたリール配列や制御だったとしても、「仕様上どうしても図柄を引き込まないポイント」というものが生じてしまう場合があり、こういったポイントを「BADポイント」と呼ぶことがあります。

取りこぼしポイントとBADポイントは区別して考える

ここで意味する「BADポイント」とは、「本来ならば意図している図柄を引き込むことができる位置であるにも関わらず、それができないポイント」であり、いわゆる「取りこぼし」が起こってしまうポイントをすべて言っているわけではありません。たとえば、左リールで払い出しを受ける仕様になっているチェリーフラグが立っている時に、チェリーを引き込めないポイントでストップボタンを押すのは単なる「取りこぼし」です。十分に図柄を引き込める位置でストップボタンを押しているにもかかわらず、機種自体の仕様(制御)によって図柄を引き込まない、もしくは通り過ぎてしまうなどの状態が「BADポイント」です。

結果的にはどちらもフラグを取りこぼしてしまっているわけですが、取りこぼして当然と言える状況とそうではない状況という違いがBADポイントかどうかを分ける根拠になります。

BADポイントを活用してゲーム性に発展させたものが「リプレイ外し」

4号機の時代には、「あえて取りこぼしが発生するポイント」というものを設け、そのポイントでもって「リプレイ外し」が行えるようにすることが多くありました。ほとんどの機種がビッグボーナス中にリプレイ外しを行うことによって獲得メダル増加が見込め、機種によっては非常に大きな違いが出ることもありました。

5号機でも「リプレイ外し」を必要とする機種はいくつか登場していますが、4号機のそれと比べて根本的な仕組みが異なります。たとえば『ハナビ』のリプレイ外しは、突入リプレイフラグが立った時に逆押しのナビが出てくるので、それに従い逆押ししつつ左リールの2コマ目押しに成功すると突入リプレイを回避することができます。しかし、リプレイの入賞自体を回避しているというわけではなく、非突入リプレイは入賞しています。

このように、一見して同じ「リプレイ外し」という技術だったとしても、4号機と5号機ではまったく違うものに変化しています。

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