ビタ押し　-びたおし-

ビタ押しとは

ビタ押しとは、パチスロ用語で回転しているリールの特定絵柄を有効ライン上のさらに特定部分に狙い撃ちすることです。1コマのズレも許されないので難易度が高めであると言えます。

リール制御とビタ押し(目押し)の関係性

パチスロは、リール制御によってまず｢揃うか揃わないか｣が決まり、｢揃う｣が選ばれた際は｢何の役が揃うか｣がレバーオンした段階で決定しています。

役によって(主にレア役など)内部で当選していても、フリー打ちすると取りこぼしてしまうことがあります。それを防ぐために、目押しが必要なのです。

目押しが必要な代表例としては、まずは「ボーナス絵柄」です(機種によっては目押し不要でオートで揃うものもある)。また、「チェリー」「スイカ」も目押しが必要な筆頭で、ほとんどのメーカーのほとんどの機種でこれらにオート制御をかけていないため、当選した際は目押しで揃える必要があります。

ここで、時に目押しよりもさらに精度の高い｢ビタ押し｣が要求される機種があります。代表例としては｢HANABI｣や｢VERSUS｣といったアクロスシリーズがそれにあたります。

主にリプレイ外しの際に必要な技術で、1コマもズレることなく正確に目押しする必要があります。通常、レア役などを目押しする際には多少ズレてもリール制御により｢スベリ｣が生じて揃いますが(BAR図柄を目安に、7図柄を目安に、などはこのシステムを利用した目押し法)、このビタ押しでは通常の目押しで｢スベリ｣が発生しビタ押し時とは異なる役が揃った場合、ユーザーにとって不利なことが起きるシチュエーションが多いため注意が必要です。