チャンス目　-ちゃんすめ-

チャンス目とは

4号機初期、4号機のAT～ST機、5号機で性質の異なる出目ですが、ひと口に共通して言えることは成立でボーナスへの当選に期待のかかる出目ということです。

4号機初期までのチャンス目

その多くは大量リーチ目搭載のパチスロ機におけるハズレ目、リーチ目のどちらでもない出目の全て、またはそのうちのボーナス当選の期待が高い出目を指しています。

ハズレかボーナスの場合はボーナス非当選時、当選時のどちらでも出る可能性がある出目であり、小役の取りこぼしかボーナスの場合はボーナス当選時もしくは小役を取りこぼした場合に出る出目です。

どちらの場合も次ゲーム以降に目押しをする事でボーナス当選がほとんど判別できました。ですが仮にチャンス目が連続して出ても、その後ハズレ目が出た場合はボーナス非当選が確定です。

そうした性質から、チャンス目が止まったままの空き台を探して1ゲームだけ回す行為も有効でした。

4号機AT～ST機までのチャンス目

通常は現れない出目で、リール制御でボーナスやATの抽選が行われた時などに成立しました。

よくある勘違いとして、リーチ目とは違いボーナスには当選していません。北斗の拳や押忍!番長などではチャンス目の成立で、一定の確率でボーナスの抽選が行われていて、当選した場合はチャンス目解除といわれます。これは小役解除と同等に扱われていました。

そのため、チャンス目は小役として扱われることも多いことが4号機初期とは異なる側面です。また、このチャンス目自体に強弱をつけた機種も存在し、これらのチャンス目はボーナス抽選だけでなくモード移行など様々な契機として扱われていました。

チャンス目を示す方法としては大きく2つで、1つは特定絵柄が揃うこと。もう1つはリール制御により停止パターンに変化を持たせることでした。

5号機以降のチャンス目

5号機にはストック機能がありませんが、小役とボーナスの重複フラグが認められている事から主にボーナスとの重複確率の高い1枚役などを取りこぼした場合に出現する出目のことを指しています。

そのような小役がない機種の場合はリーチ目と似た扱いをされる事が多く、成立した時点でボーナス当選の可能性が高くなっています。また、AT、ART機が主流になってからは、擬似ボーナス当選やモードアップ、ゾーンの抽選など様々な契機として扱われています。また、4号機のAT、ST機の場合と同じくチャンス目にも様々な種類が存在し、強弱が設けられている機種も存在します。