Ｇ 　-じー-

プレイ回数を意味する略語

「G」とは、「ゲーム」を意味する言葉です。「ゲーム」は「プレイ」と言い換えることもできますが、要するに「1遊技、1回転」を意味しています。

パチンコの場合、保留を1つ消化し切った状態が1回転となり、パチスロの場合はレバーオン～すべてのリールが停止するまでを1回転としてカウントします。

ベット枚数によってデータカウンターと実回転数が異なる場合もある

パチンコの場合は常に同様のカウント方法でゲーム数を数えることができますが、パチスロの場合は状況によってカウント方法が変化する可能性があります。多くのパチスロ機種は3枚掛け専用機として設定してありますが、「ノーマル機」などは1～2枚掛けで遊技可能なものもあります。

現在あるほとんどのパチスロ機は3枚掛け専用機だということもあって、各ホールが設置している「データカウンター」も3枚掛け時の信号でゲーム数をカウントします。常に3枚掛けで遊技する機種ならば何の問題もありませんが、1～2枚掛けで遊技できる機種に関しては“実際のゲーム数とデータカウンターのゲーム数が違っている場合がある”ので注意が必要です。

もっとも、基本的には3枚掛けで遊技することをベースに設計されている以上、それ以外の枚数で遊戯した場合には何のメリットもありません。唯一、ボーナス確定後に使用するメダルを節約することができるくらいのメリットがあるだけです。そのため、仮にデータカウンターと実際のゲーム数に差がある状況だったとしても、特に気にする必要はありません。ただし、これによって、「朝一、誰にも悟られずにガックンチェックを行う」ということが可能になる点は大きなポイントです。

設定変更判別の方法として用いることもある

パチスロ機種によっては、「特定のゲーム数に達したときに特別な抽選を行う」というシステムを採用している場合があります。いわゆる「ゲーム数解除」「周期抽選」「天井」といった機能がこれです。

もし、自分がパチスロを遊技していて1,000G間ボーナスに当選することがなかった場合、その時点で「これだけ回して当たらないのだから低設定だろう」と考えることもできますが、それと同時に「もう少し頑張れば天井で当たる」と考えることもできます。この考えを持つためには天井ゲーム数などをしっかりと把握しておく必要がありますが、データカウンターからゲーム数の価値を適切に読み解けるかどうかがポイントです。