ガックン　-がっくん-

ガックンとは

リールが機械制御以外のなんらかの方法で止まる、もしくは設定が打ち変えられた後の一部の機種のリールの1ゲーム目がまるで｢ガクッ｣と弾むように始動する現象を指して言います。
パチスロ初心者にありがちな勘違いとして、リール停止時に跳ねるようにストップすることでチャンスを示唆する｢バウンドストップ｣とは別物ですので注意が必要です。

ガックンによる立ち回り

まず、リールが機械制御以外のなんらかの方法で止まった場合、もしくは回された場合のガックンについてです。
これに関しては｢朝イチ、リールが7揃いしている｣などが主に該当します。7揃いしているものの、内部的にはボーナスには入っていません。
つまり、手動でリールを触って7を揃えたことになります。こうなると、機械制御では無いためどれだけ精密に揃えたとしてもわずかにズレが生じます。
このズレを元に戻す為に、朝イチの1ゲーム目で必ずガックンする、という理屈です。
 
2つ目の、設定が打ち変えられた一部の機種についてです。これは主に、｢北電子｣と｢サミー｣の2社においてほとんどの台で見られる現象です。また、この2社以外にも｢山佐｣の機種も一部可能となっています。
これを利用し、朝イチでガックンすれば設定変更されていることが｢濃厚｣であると判別可能なため、多くのユーザーが使用している判別方法と言えます。

ガックンは100%では無い

しかしながら、上記に挙げたその他のメーカーでは通用しないこと、また1つ目の｢機械制御以外のなんらかの方法で止まった場合、もしくは回された場合｣におけるガックンの可能性もある為に必ずしも設定変更されているというわけではないので過信できません。
 
また、店舗によっては｢設定変更していないのに、あえてリールに触ることでガックンさせ、あたかも設定変更したかのように見せかける｣といったブラフや、｢設定変更したが、前日にわざと1ゲーム回してからオフにする事で設定変更していないかのように見せかける｣というブラフもまた有効である為に店舗側の癖なども把握しておかねばならず、見た目よりもずっと難しい判別方法となっています。

その他のガックンする要素

ガックンするはずのない機種などがまれにガックンすることがあります。これは、｢台の老朽化｣や｢リールの故障｣などによるものであり、そのほとんどは設定などとは関係のないものです。
そのどちらの場合も、朝イチの1ゲーム目に限らず毎ゲームガックンする、などといった特徴があります。