1確 　-いちかく-

問答無用で“ボーナス確定”となる状態

パチスロにおける「1確」（いちかく）とは、「1リール確定」という状態を表しています。この「確定」という表現が何を意味しているのかは機種により異なる部分もありますが、基本的には「ボーナス確定」を意味しています。ただし、何らかの状態が1リールで確定すること全般で使用することができるため、必ずしもポジティブな方向で使うとは限りません。

その他の確定系

1確のほかにも「0確」（ぜろかく）、「2確」（にかく）などもあります。これはそれぞれどの段階で（ボーナス）確定と判断できる状態になるのかによって使い分けます。

ポジティブな意味での1確

ポジティブな意味で「1確」と表現する場合は、当然「ボーナス確定」または「AT／ART確定」などを表します。ノーマルタイプならば分かりやすく判断することもできますが、ノーマルタイプ以外の機種に関しては1確だと判断できる状況はそう多くはありません。

ノーマルタイプでの例

左リール停止時点で「3連図柄停止」などは、代表的なリーチ目（1確目）となります。「2連図柄」の場合は上中段、中下段のどちらに停止するのかで1確目になるかどうかが分かれることもありますが、1確目とならない場合でも2確、3確の可能性は残ります。また、連続図柄ではなくとも「サンド目」などが停止して1確を判断できる場合もあります。

ノーマルタイプ以外での例

「小役ナビ」演出が発生する機種であれば、仮にその小役ナビの信頼度が100％だった場合は、「1リール停止時点で“引き込める範囲でストップボタンを押した”にもかかわらず対象図柄が停止していない」状態で1確となります。たとえば、液晶上でリプレイをナビする演出が発生し、左リールを停止した時点で枠内にリプレイ図柄が停止していない状態は1確と判断できる場合があります。

ただし、小役ナビ演出自体の信頼度が100％ではない（矛盾する可能性がある）場合、または複数の小役をナビする性質を持っている場合は1確とはならない状況が出るので注意が必要です。

ネガティブな意味での1確

ネガティブな意味で1確という表現を使用する場合は、主に「期待している状態ではないことが確定してしまった状態」です。たとえば、ボーナス当選の可能性がある状況で停止した出目が“ボーナス成立時の制御にないものだった”場合は、「ボーナス非当選1確」となります。また、ネガティブな状態では「1殺」（いちさつ）という風に「殺」と表現する場合もあります。