KKK打法　-けーけーけーだほう-

小役回収打法としての知名度は比較的高い

パチスロを遊技する上で欠かすことのできない知識といっても過言ではない「小役回収打法」、単にこう言ってしまえばすべてが完結しますが、あえて小役回収打法に独自の名称を付けることがあります。

現在、小役回収打法の呼び名としてメジャーなものといえば「DDT打法」です。これは、「（害）虫を残さず退治する」という商品イメージの殺虫剤からインスパイアして名付けたものです。要は、殺虫剤「DDT」のように小役を根こそぎ獲得するための打法という意味があります。現在、最も有名な小役回収打法といえばこれですが、如何せんパチスロ攻略雑誌が発端となったものなので使用に制限がかかる場合も少なくありません。そこで、意味としては同じでも違った表現方法の手段として「KKK打法」と言うこともあります。これらの表現の違いは使用環境（攻略誌による違い）だけと考えて問題なく、ほとんど内容は共通しています。

KKK（小役、きっちり、かっちり）打法

DDT打法の趣旨は、成立した小役を根こそぎ獲得してしまおうというものです。対してKKK打法の趣旨は、成立した小役をきっちり獲得しようというものなので、結論的にはまったく同じことを目的とした打法であることが分かります。あえて呼び名を替えている背景には「大人の事情」がありますが、要するに成立した小役をしっかりと獲得することにメリットがあるということです。

小役をしっかりと獲得する意味

パチスロで勝つためには「高設定を打つ」ということが非常に重要です。これは、設定ごとにペイアウト（機械割り）が設定してあるため、より高いペイアウト率を持っている高設定を遊技した方が大きな払い出し（ペイアウト）を受けられる期待が大きくなることに起因します。しかし、いかに高設定を遊技したからといって確実にペイアウトが100％を超えるというわけではなく、仮に100％を超えた場合でも101％なのか110％なのかと言った違いもあります。

基本的な部分（ベース）は設定による差が大きく関係していますが、それだけではなく「いかに小役の取りこぼしを少なくできるのか」もペイアウトを左右する大きな要素です。たとえば、1日8,000G遊技する状況で1/100で成立する15枚役を取りこぼし続けた場合、80回×15枚＝1,200枚の払い出しを受けられずに終わってしまいます。5号機の場合、ペイアウト率の計算は「すべての小役を獲得した状況」で計算してあるため、これだけの取りこぼしを起こした場合はペイアウト率105％程度の機種ならばマイナスになってしまい兼ねません。