小役カウンター　-こやくかうんたー-

小役カウンターとは

4号機時代と5号機以降では全く意味合いが異なるために、下記にそれぞれ詳細を記していきます。主に現在は5号機以降での意味合いで言われることがほとんどです。

4号機時代においての小役カウンター

目押しミスによる取りこぼし等により、ライン成立させられず得られなかった払い出し枚数を元に内部調整を行い、小役確率を若干ですが変動させる機能です。純Aタイプの4号機に多く搭載されていました。

救済措置的な機能であるが、これを逆手にとった攻略法も存在してしまいます。大量獲得機以降、機械割の問題や、攻略法への転用を避けるため非搭載となり、5号機では完全に禁止とされました。

5号機以降においての小役カウンター

小役が出現した回数を数えるための、小型の計数器です。ポケベルのような小さな液晶画面がついており、ボタンが5、6個ついています。

例えばチェリーが成立した際には赤のボタンを、スイカであれば緑を、と言ったように各色を使い分けてカウントしていきます。

それらのカウントしたデータをもとに、回転数と合わせて計算し小役確率を求めて設定判別を行うというものです。

5号機になってからは、設定ごとに小役の出現率に違いのある機種が多数設置されたため急速に普及していきました。2010年以降では主にこちらの5号機以降としての意味で使われることがほとんどです。

打ち手として親しみ深い呼び名として代表的なものとしては、｢勝ち勝ちくん」｢カチカチくん｣と呼ぶ場合もあります(勝ち、もしくはボタンをカチカチすることから)。