右打ち　-みぎうち-

主なタイミングは「大当たり中」「電サポ中」の2つ

「右打ち」とは、パチンコを遊技する場合の打ち方の一つです。パチンコを遊技する際にはいくつかの「状態」があり、それぞれの状態に応じて打ち方を変更しなければいけない場合があります。必ずしもすべての機種が状態に応じて打ち方を変更する必要はありませんが、2017年現在、ホールに設置されている多くの機種で右打ちが必要です。一切右打ちが必要ない機種もありますが、簡単に見分ける方法は「盤面の作りが左右対称（シンメトリー）になっているかどうか」「アタッカーがどこに設置してあるのか」などです。

右打ちを必要とする機種だとしても、まずは左打ちで遊技するものがほとんどです。「通常時」は左打ちで大当たり獲得を目指していき、「大当たり」獲得後は右打ちで出玉を獲得、ならびに「電サポ」（電チューサポート、確変／時短）中も右打ちで消化します。確変または時短が終了して通常時に戻ったときには左打ちに戻し、再び大当たりを目指します。

指定されたタイミング以外で右打ちすると「アラート」が鳴る

中には、通常時から右打ちを行う機種もありますが、基本的に通常時は左打ちで遊技します。左打ちでも右打ちでも遊技可能な機種は問題ありませんが、それ以外の機種（通常時の左打ち厳守）を遊技している場合は、盤面右側に玉が流れていかないように意識する必要があります。もし、指定されたタイミング以外で右打ちをした場合には、「左打ちに戻してください」という旨のアナウンスやアラートが大音量で流れる可能性があります。

機種によっては、通常時から右打ちの必要性があるものや、特定のタイミング（小当たり時に役物抽選を行う機種など）で右打ちが必要になる機種もあるので、可能な限りゲーム性を把握してから遊戯した方が賢明です。ほとんどの機種が丁寧にナビ（左打ち、右打ちなど）を出してくれますが、中には非常に分かりづらい機種もあります。ごくごく稀にですが「瞬間的に右打ちが必要な状態の説明、およびナビが分かりづらい機種」もあるので、基本的なゲーム性を把握していなかったばかりに出玉獲得のチャンスを喪失してしまうこともあります。

上手に右打ちすると出玉効率が変動する

通常に遊技するだけならばまったく必要性はありませんが、特に大当たり中や電サポ中に右打ちを行う機種に関しては、「止め打ち」をすることによって出玉のロスを防ぎ、なおかつ獲得玉数増加が見込めます。「ひねり打ち」「止め打ち（タイミング打ち）」などの技術があることも覚えておくと良いでしょう。