リール制御方式 -りーるせいぎょほうしき-
リールの停止形(出目)を形作る仕組み
パチスロは3つのリールの「有効ライン」上に止まった絵柄の並びによってさまざまな「役(フラグ)」を表現しています。たとえば、『ジャグラー』の場合は横一直線または斜め一直線にブドウ絵柄が並んだ場合には7枚の払い出しを受けることができます。また、「サイ、ウシ、トラ、リス」などオレンジの絵柄が一直線に並んだ場合はリプレイフラグの当選が確定します。
5号機の規定では、リプレイフラグはどこからどのようにリールを停止させたとしても必ず獲得できるような仕組みにしなければいけません。また、ほとんどの機種で『ジャグラー』のブドウに当たる小役(メイン小役)もどのようにリールを停止させても獲得可能な形にしています。リプレイフラグは規制で必ず獲得しなければいけないことになっていますが、その他の小役に関してはそういった厳密な規制は存在しないので、仮に揃わない(取りこぼし)としても特に問題はありません。
規定によって「ストップボタンを押してから0.19秒以内にリールを停止」させる必要があるわけですが、この時間内であれば0.00秒で停止させても0.19秒で停止させても良いので、「ビタ止まり」や「すべり」が演出(制御)として表現できるわけです。
「すべり」でボーナス察知
過去のパチスロ機でも「すべり」は良く採用されていましたが、機種によっては「ボーナス成立後は必ず4コマすべる制御」になるものもありました。ボーナス非成立時でもすべりは発生しますが、すべりが発生する頻度からボーナスを察知するわけです。
現在はそれほど単純な仕組みはあまり見なくなってしまいましたが、それでもなお「すべりが発生して小役が成立していない」などの状況でボーナスを察知することは往々にしてあります。
これによって芸術的なリーチ目が形成されることも
5号機では、成立した小役の獲得ルールが非常に細かく定まっています。前述した通り、「リプレイは必ず獲得しなければいけない」というルールがある他、「ボーナスまたは小役のどちらを優先させるのか」というルールも決める必要があります。また、昨今の機種には非常に多くのフラグ(小役)が搭載されていて、一見するとただのハズレのように見えてしまう形でリールが停止しても「1枚役」が成立していたります。
特に「Aタイプ」に多い仕組みですが、1枚役を成立させることによって意図的に「リーチ目」を形成させたり、ボーナス確定後は特定の出目(リーチ目)が停止することでボーナスを察知させたりします。
押し順によってまったく違う形になることもある
「リプレイは必ず獲得できるような制御にしなければいけない」というルールがありますが、必ずしも同一の絵柄の並びである必要はありません。いわゆる「特殊リプレイ」が成立した場合など、「押し順によって特殊リプレイが停止するが押し順が違うと通常リプレイが停止する」といった仕組みも可能です。停止形が違うだけでリプレイ自体は成立、獲得しているので規定違反とはなりません。これにより、「ボーナス中の7揃い」などの演出が可能になるわけです。
最新用語集一覧

「ツインビッグ」「トリプルビッグ」とは、文字通り「2つ、3つのビッグボーナスフラグを搭載している」ということを意味しています。もっとも、これは単に「複数のビッグボーナス図柄がある」という状況を意味しているわけではなく、「揃うビッグボーナス図柄によって獲得可能な(期待)枚数が違う」という明確な違いを表しています。
といっても、5号機においては複数の獲得可能枚数が異なるビッグボーナスを搭載している状況は当たり前です。主にはATもしくはARTを搭載している機種がそうですが、Aタイプ/ノーマルタイプの機種でも複数のビッグボーナスを搭載している機種があります。

「テンパイ」とは、元々は麻雀で使われていた表現方法で、正確には「聴牌」と表記します。これをパチンコ、パチスロ業界で用いる場合にも根本的な用途は同じです。しかし、パチスロで「リーチ」と名の付く表現を用いる状況はそう多くはなく、ほとんどがパチンコです。
パチンコでの使用方法

「ノリ打ち」(のりうち)とは、パチンコまたはパチスロの収支を共有する状態をいいます。語源がどこにあるのかははっきりとしないものの、「話に乗る」「場に乗る」などと同じ意味合いで「乗る」という表現を用いていると考えられます。
ノリ打ちのメリット

「ハイエナ」とは、動物のハイエナがほかの動物が捕獲した獲物を横取りして、労せず食事にありつく姿を模した表現です。スロット機種の中には、特定のゲーム数でボーナスなどに当選しやすくなるものがあったり、特定のゲーム数を消化すると必ずボーナスなどに当選する「天井」という機能があったりするため、主にその部分を狙ってほかの遊技者が止めた後を狙う戦術です。ただし、必ずしも「ボーナスなどに当選しやすい状態」だけを狙い撃つだけではなく、高設定の可能性がより高いと考えられる台の後追いをすることも含む場合が多いです。
機種ごとの解析を把握していないと立ち回りづらい戦術

「ハウスモノ」とは、「裏モノ」の中でも各ホールが独自の目的に応じて調整を行った違法基盤をセットしている台のことを指します。裏モノとは、メーカーが開発した状態とは異なる特徴を持たせた台のことを呼ぶ表現で、正規品と異なる台になってしまっていることから「違法改造」として扱われます。裏モノという表現のほか、「Bモノ」(びーもの)と呼ぶこともあります。
そもそも裏モノとは?
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