等倍返し -とうばいかえし-

2018/02/22

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ボーナス成立後限定の救済措置

5号機時代しか知らない人にとってはまったく馴染みがないうえ、4号機以前を知っている人でも3号機までのスロットを遊技したことがある人にしか分からないであろう「等倍返し」という表現は、単純にいってしまえば「メダルを投入した分(一定の割合、理論値)が返ってくる状態」です。

具体的な例を挙げると、「1ゲーム3枚消費する状況において1/2で6枚の払い出しがある小役が成立する」という具合です。あくまでも理論的に投入(IN)枚数と払い出し(OUT)枚数が100%もしくは90%になるように小役確率が変動しているため、運が良ければ増え、運が悪ければ減る(いずれも短期間の場合)こともあります。

等倍返しの倍率

2号機まで・・・100%
3号機・・・90%

5号機でいうなれば「ボーナス成立後のRT状態」に当たる

「等倍返し」を5号機に当てはめて考えるとすれば、ボーナス成立後に突入するRTが一番違い存在です。5号機では、状態に応じてリプレイ確率を変動させることができるのですが、その条件の一つに「ボーナスが成立したとき」という決まりがあります。これにより、ボーナスが成立した段階で内部的なリプレイ確率を変動させることが可能となり、見た目にも「リプレイが頻発している=ボーナス当選の可能性に期待が持てる」という判断が可能です。

ただし、厳密な意味で「等倍返し」とRTの仕組みは異なります。RTの場合、高確率でリプレイが成立、入賞することでメダル消費を軽減することができます。しかし、直前のゲームで消費した分のメダルが返ってくるわけではありませんし、その状態でのペイアウトはマイナスに設定されています。ベルの引きが良いなど、場合によってはメダルが増えることもありますが、それは偶然に過ぎません。

なぜこのような機能が搭載してあったのか

ボーナス成立後に限り、一時的なペイアウト率が90~100%になる仕組みを採用していた理由は、主に「打ち手のレベルによる極端な差(不利益)を緩和するため」です。5号機であれば、多くの機種でボーナス成立後はリプレイ確率が上昇してメダルのロスを緩和してくれます。「ノーマルタイプ」の場合、ボーナス成立によってリプレイ確率の変動が起こらないものも多いため打ち手のレベルによってロスが増えてしまうこともありますが、「ボーナス成立~告知までにゲーム数がかかることが多い機種」の場合は、誰が遊技してもそれほど大きな差が出ない仕様になっています。3号機まで搭載してあった「当倍返し」も正にこれで、「ボーナス察知の知識がある」「目押しができる」というだけで「できない」よりも大きなアドバンテージを持たないような救済措置でした。

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