養分　-ようぶん-

養分とは

いわゆる｢お店の養分｣という意味でもありますし、｢後任者の養分｣という意味でもあります。共通しているのは、勝つために努力をせず、漫然とパチスロを遊戯しているユーザーのことです。

どのような行為をするのか

｢お店の養分｣の場合、「低設定でも回し続ける」というのが最もでしょう。自分の好きな台だから、ですとか、この間来た時は出ていたから、ですとか、さらには｢高設定っぽいから｣というような、不確定要素で打ち続けるユーザーがこれに当たります。

では｢後任者の養分｣の場合ではどうでしょうか。この場合は、リーチ目を見逃して捨てる、天井やゾーンが近いのに捨てる、などでしょう。

当然両者に共通するのは知識がないことです。台についての知識があればそんな結果にはならないでしょうし、立ち回りもするでしょう。

しかし、｢養分｣と言われるユーザーの多くの根底には｢打ちたい｣という考えがあるとされています。｢かちたい｣ではなく｢打ちたい｣なので、負けても仕方の無い要因が立ち回りに多くある、とされているのです。

養分とされるユーザーの特徴

一般的に、養分と呼ばれるユーザーにはいくつかの特徴があります。それが以下のようなものです。

・勝つことよりも打つことが優先される
・店舗を選ばない
・台を選ばない
・惰性で打ち続ける
・負けても理由を考えない
・期待値を追わない(ゾーンや天井前など、打ち続けることで当たるかもしれない手前などでヤメる)
・知識がない(リーチ目や本前兆示唆など)

などです。

特に多く見られるのは、店舗を選ばない、台を選ばないです。後半の期待値を追わない、知識がないというのは昨今にはあまり見られません。というのも、スマホひとつで簡単に情報が得られる時代だからです。

しかしながら、店舗や台を選ばないというのは多く見られるケースであり、これが大半の｢負けてしまう理由｣となっているのも事実でしょう。

もちろんただ闇雲に強そうな店舗・台を選べば勝てるというわけではありませんが、明らかに客付きも悪い店舗の、低設定挙動の台を打つよりは遥かに勝率は上がる事が多いです。

ただ、いわゆる｢養分｣ユーザーにとってそこは問題ではなく、｢打ちたいから打つ｣であり、｢勝つためには遠くの店舗に行くなどもってのほか｣という思考であるのもまた多い事象です。

ただし、あくまで遊戯であるため、基本的に打ち方などは全ユーザーそれぞれの自由であるということは言うまでもないことです。