パチンコ店員の給与や待遇はどのくらい?求人情報を探す前に知っておきたいこと
駅前や都市部で盛んなパチンコ店。
普段パチンコ・パチスロを打っていると、たばこの吸い殻入れの清掃や台の清掃、時にはホッパーエラーで店員さんを呼ぶことなど、パチンコ店の店員さんに関わることは多々あります。
そんなパチンコ店の店員さんですが、果たしてどのくらいの給与なのか、また待遇はどのようなものか?
今回は「パチンコ店の店員」について書いていきたいと思います。
パチンコ店員になるには
まず、「パチンコ店の店員になる難易度」ですが、これはそこまで敷居が高くありません。人材不足が嘆かれている今、社員は店舗に数十人、現場スタッフのほとんどがアルバイトやパートの方々でやりくりされているという状況もあります。
学歴もさほど重視されず、実力が重視されがちです。
大学生の方など、一度は見かけたことがあるかもしれませんが、パチンコ店のアルバイトの時給はどの店舗も高めに設定されています。
もちろん、社員の場合も同様で、高収入を目指すことができる職種です。
ではどのくらいの給与なのか?
アルバイトの場合、時給1200〜1500円程度で、これに深夜勤務手当などがつくとさらに高収入になります。
アルバイトでもこれほど貰えるのは魅力的ですよね。北海道で言えば、時給1000円を超える給与の職種はパチンコ店の店員や塾講師くらいしかありません。そのほか、ほとんどが最低賃金付近の給与となっています。
正社員の場合、大体が月給25万円強のスタートとなり、そこから昇給を目指していく、というふうになります。正社員の場合、アルバイトとは違って様々な保険に加入できたり、昇給制度があることなど、メリットが大きいです。
ただ注意しておきたいのは、この昇給制度がどのようなものなのか、ということです。
パチンコ店のほとんどに「階級制度」が敷かれており、この階級によって給与が決まっていきます。
初めは見習い・研修で修行を積み、班長、店長、副主任、主任、エリア長、マネージャー……とそれぞれの役職に出世することで昇給と相成ります。
ですので、ただ単に日々仕事をこなしているだけでは、昇給につながるのではありません。先ほども書いた通り、実力が重視されるので、どれだけパチンコ店の売上に貢献できているか、その度合いによって役職が決まり、昇給していくのです。
このように書くと「とても出世していくのは無理だ…」と思われるかもしれませんが、学歴関係なし、業界未経験可、転職可など、入りやすい業界の仕事なので、常に自分の目標を持ち、仕事に熱心になれる人にとっては天職のような職業かもしれません。
正社員の場合、年収だと見習い・研修の間は年収350万円〜400万円前後、主任クラスで年収600万円前後、店長クラスにもなると年収900万円ほどになり、年収1,000万円も夢ではありません。
パチンコ店を経営している会社によっては寮も用意されていることもあり、その場合様々な面での支出を抑えることができるので、貯金がみるみるうちに溜まっていきます。早いうちに貯金1000万円超え、という偉業も達成できそうです。
パチンコ店員の接客レベルはどれも高く、どんな場合だろうとお客さん第一の行動で、ドル箱を運んでくれたり、清掃をしっかりしてくれたりなど、お世話になることが多々あります。
パチンコ店員になることで、高度な接客術を身に付けることができます。この接客術はどこの業界でも活かすことができるので、これは大きな利点でしょう。
パチンコ店員にはデメリットも
しかし、高収入・高待遇のパチンコ店の店員ですが、その分デメリットもあるということに目を向けなければなりません。
ここではいくつか挙げてみたいと思います。
・腰を壊しやすくなる
今でこそパーソナル化が推し進められ、店員さんがドル箱を持ちジェットカウンターに運んでメダルを流す、という光景も少なくなってきていますが、それでもまだ完全に消滅したわけではありません。大量のメダルが積まれたドル箱を何箱も抱え、降ろして、また抱えて…という繰り返しをしていると、腰を中心に身体を壊す可能性が高まってきます。私の周りでも、腰を壊してしまい、コルセットを使用しないと足元にある物を取ることができない、という人がいます。
何気なく歩くだけでも痛みを感じてしまうようになることもあるので、注意しなければなりません。
・クレームやトラブル対応によって精神的ストレスが蓄積
パチンコ・パチスロを打っていると、人生に一度はこのような言葉を店員さんにぶつけているお客さんを見かけると思います。
最初のうちはなんともない、と思うかもしれませんが、このようなクレームやいちゃもんは意外にも多かったりします。
完全確率の元で作られているパチンコ・パチスロですが、なかなか当たらなく、現金投資の嵩んでいきイライラが積み重なり、結果どんな時・どんな場所だろうとお構いなしに罵詈雑言をぶつけてくるお客さんは少なくありません。
これらの対応に精神はすり減らされていきます。一件一件の積み重ねが大きなストレスとなり、うつ状態であったり、精神不安定状態であったりなど、心身に悪影響を及ぼすことがあります。
・難聴の危険性の高さ
イヤホンで音楽を聴きながらパチンコ店に入ると、聴いていた音楽の音量が下がったかのように錯覚することがあります。実際に音量が下がっているのではなく、パチンコ店内にあるパチンコ・パチスロや店内BGMの音量が大きいのです。
慣れてくるとあまりうるさくありませんが、それでも最近の台はデフォルトでかなり大音量の台もあり、よく耳栓をしているお客さんもちらほらいらっしゃいます。
それほどパチンコ店内の総音量は大きいわけですが、パチンコ店員の場合、その上「インカム」と言われる、店内にいる店員との連絡や上司からの指示を受けるためのイヤホンを耳につけなければなりません。
もちろん、店内の音量に負けないようインカムの音量は高めに設定されているので、つんざくような音が勤務中、常に耳にしなければならないのです。
そんな状態が続いていると、耳の聞こえが悪くなり、聴力の低下、さらには難聴の恐れがあるのは言うまでもありません。
・受動喫煙は免れない
禁煙化や分煙化が進み、国内全体的に禁煙ブームが広まっている現在も、パチンコ店内の喫煙者は多いように感じます。
ほとんどの人が喫煙しながら打っているように思います。
喫煙していない人からすると、独特なたばこの匂いが身体に染み付いたりや有害物質を多く含む副流煙を吸い込んでしまう可能性が高まります。
たばこを吸わない人にとっては、大きなデメリット他なりません。
ここでパチンコ店員になるメリット・デメリットをまとめておきましょう。
メリット
・比較的高めな給与、高待遇
・学歴不問、業界未経験でも就職できる
・高度な接客術を身に付けることができる
デメリット
・腰の悪化や難聴の危険性など、体調面の不良
・精神的ストレスの蓄積
・免れない受動喫煙
どんな職業にもメリット・デメリットの両側面があります。パチンコ店員が自分に合っているのか、見極めた上で目指すように心がけるようにしてください。
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その中で気になるのがコーヒーレディで、彼女たちは店内を巡回して声をかけたりかけられたりをして、ドリンクの販売を行っています。
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